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COMMON WALL
この集合住宅は沖縄の米軍住宅地が返還された敷地に計画したものである。この宅地の区画割が100 m弱という大きなものであり、新たに区画整理事業を行わないかぎり民間の分譲宅地とはならない。現行のインフラを変更しないまま宅地規模をつくる方法として間口3,8 m、奥行き40 mのゼロロットの長屋を提案した。共有壁はRC造のキャンチ壁としその間に100 mmのマージンをとり、配管のスペースとしてある。この場合はそこまでが敷地に属するものと考えており、床と屋根は購入者の選択によるもので、あるルールのもとで増改築が可能である。プライベートな領域はすべて2階に設け、1階はまるで通り抜けができる路地であるような機能としている。区画の中央はプロムナードと称する共有の歩行者専用の公園とし、このプロムナードに面する1階は厨房の置かれた部屋としている。温暖な沖縄の気候に対応して開放的な空間構成をとっており、中庭に水盤を設けたり、外部を通って部屋を行き来するプログラムとなっている。


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