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富ヶ谷コモンズ
敷地は戦前開発された住宅地と敷地割の小さな密集市街地の境界にある。その比較的大きい宅地3軒の共同開発である。不動産開発としてはこの宅地を細分化するミニ開発か、またはマンション事業化が一般的である。そうではなく、集まって住む意味を空間としてつくろうと考えた。 集合型式を共同住宅ではなく長屋で解くことで、ツリー構造ではなく空間的セミラチスに向かう。法制度上、共有する空間はつくれないが、各住戸から避難通路が求められる。そのため路地空間が必然的にうまれる。今回はこの路地空間を計画躯体の中に巡らせ、それを南側の密集市街地の私道路地に接続することを検討していた。このような作業は経路ネットワークが先行した集合形式の計画となる。さらに、建物をできるだけ南側に寄せ北側にコモン広場をとり、ピロティ状の駐車場をその広場に参加させた。そして、この広場に面した住戸はできるだけ透明性を高くして、視線の交錯を生むようにしようとした。 複雑性をもつ集合形式となり、互いに視線が交錯する開口部が生まれる、その位置や大きさを慎重に検討した。視線の交錯は共に住むという感覚を生む重要な空間要素である。


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