photo by chiyoda corp.
TOKYO TOWER RENOVATION
建築:architecture WORKSHOP / 北山恒・加藤光剛
照明設計:KILT PLANNNING OFFICE
施工:千代田化工建設
1958年に竣工した東京タワーの始めての大々的な展望台のリニューアルが2002年におこなわれた。私たちは地上250mにある特別展望台を担当した。この施設は「そこから見えるもの」=眺望、が主題なので、場所そのものは消え去り意識が外に投げ出されるものとしようと考えた。既存の仕上げ材の変更と光源の設定という操作だけをおこなっている。ビーズブラスト加工のアルミプレート、タペミラーガラス、タペミラーのノンスリップ加工強化ガラス。存在感が消え、鈍く反射する素材を選択した。リング状に設けられたフットライトのLEDと素材の反射光を注意深く計画した。
(北山恒)
photo by chiyoda corp.
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所在地 東京タワー 特別展望台
用途 展望台(内装)
床面積 132.66m2
階数 地上250m
竣工 2018年11月